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第3回SDGsオープンラボ:新年度!なぜ、SDGs 営業なのか。初級編

トランスコスモスSDGs委員会 オープン社内報 副編集長のタキザワです。

本エントリーでは、4月12日(月)にオンライン形式で開催された、第3回SDGsオープンラボについて報告します。
今回は、115名の方に参加いただきました。

第3回のテーマは「新年度!なぜ、SDGs 営業なのか。初級編」。

なぜ、SDGs 営業が必要なのか。新年度ということもあり、今までの回の復習を兼ねながら、改めて社内に認識を共有する会となりました。

まず、SDGs営業の必要性と実践方法について再確認いたしました。

SDGs 営業は、お客様と社会課題を共有し、仮説提案、サービス提供により社会課題を解決するために必要であるといえます。

SDGsは社会課題を整理の上、可視化されたものと捉えることができます。

SDGsで可視化された課題に関する対応策を検討するには、政府成長戦略に着目するのが有効です。

政府成長戦略は、社会課題解決の具体策(法改正・税制・予算)が記されているものであるからです。

SDGs 課題をお客様と共有し、政府成長戦略に沿った仮説提案を行うのが SDGs 営業であるといえます。

従来のコスト削減、売上アップといった観点に加えて、 SDGs思考による SDGs 営業が必要な時代が到来しています。

SDGs は長期的課題であるゆえ、ビジネスも長期に渡って継続しやすいという点も特筆すべきポイントです。

また、政府成長戦略を用いた仮説提案に当たっては、政府公開情報の「原典」を参考にすることが重要である点を改めて確認いたしました。

政府成長戦略を参考にしながら、業界研究の上、お客様に仮説提案すると非常に効果的です。

政府成長戦略や関連資料はインターネット上に公開されているので、入手もしやすく、
お客様の経営層と同じ目線で提案することが可能です。

今年も6月に来年度の目玉政策が盛り込まれた、「成長戦略・骨太方針」が公表予定であり、SDGs 営業を実践する上で必読資料であるといえます。

次に、マクロ経済的なアプローチからSDGs営業の重要性について確認いたしました。

日銀のマイナス金利だけでなく、給付金などの財政効果の影響もあり、現在は、マネー過剰な状態にあるといえます。すなわち、資本調達コストは減少しています。
一方で人材調達コストと 信頼調達コストは増化しております。

特に、信頼調達コストは増大しています。どのようにお金を稼いでいるかという点が大変着目されるような時代になってきています。SDGs関連の取組を通じて、信頼を補完する必要性があり、こうした観点からも、SDGs営業は非常に重要であるといえます。

その後、金融機関さんからご提示いただいトランスコスモスのESGスコアについて、現況を把握し、まだまだ大きな伸びしろがある点を確認いたしました。

トランスコスモスはアウトソーシング企業ですので、お客様ニーズ・お客様課題に応えて行くことが必要不可欠です。お客様企業からも SDGs観点の取組・サービス開発の要請が強まってきていることからも、SDGs営業の実践が大変重要な意味合いを持つという点を改めて実感する会となりました。

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