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DXによる業務改革で「住民満足度向上」「職員の負担軽減」を両立!~自治体向けDXウェビナーで小山町に町DXの取組についてご講演いただきました!~

こんにちは。トランスコスモスSDGs委員会オープン社内報 新人記者のまーたろうです。

トランスコスモスは、社会課題解決の担い手である行政職員を今後も支援していくため、「オムニチャネル化による住民満足度向上」と「業務改革BPRによる職員負担軽減」をテーマとした自治体向けウェビナーを開催しました。
本ウェビナーでは、2022年にトランスコスモスと、デジタル・トランスフォーメーションに関する連携協定を締結した静岡県駿東郡小山町の企画政策課の皆様にもご登壇いただき、現在、トランスコスモスと連携・推進している「町DX(デジタル・トランスフォーメーション)の取組」や、これまでの小山町のDX推進における実情・将来的な展望についてご講演いただきました。


■小山町「町DX(デジタル・トランスフォーメーション)の取組」

小山町では、コロナ禍によるデジタルシフトや、今後の生産労働人口の更なる減少を見据えた将来的な行政組織のスリム化を背景に、
・住民等(事業者を含む)の利便性向上、生活の質向上
・職員の業務効率化、BCP(事業継続計画)対策
・行政経営の質の向上
これら3つの目標を達成するための行政改革のツールのひとつとして、DX化に取り組んでいます。

トランスコスモスは、DXに関する連携協定に基づいて実施してきたDX人材育成研修に加え、2023年度からはCIO補佐業務も小山町より受託し、「行政手続きのオンライン化」「窓口のスマート化」「情報発信の個別最適化」といった3つのテーマのワーキンググループを開催しています。今後も様々なDXに関するご支援を通じ、小山町DXガイドラインの基本理念である『デジタルで人と地域が<つながる>まち』の実現を目指した取組を支援していきます。

小山町は、DXを活用した行政改革を成功させるためには、まずは職員の意識改革及び組織全体を巻き込むことが必要で、政策課としてただ職員に施策を伝えるだけでなく、DX化が進んでいる民間からのコンサルティングや支援を受けながら、より具体的に進めていくことが重要との認識です。トランスコスモスのような第三者の目が入ることで、良い意味で役場内への緊張感が出ることを期待しているとのことです。
また、改革推進の初期段階では、DXを使って今までのやり方を一から見直すことに対して、慎重にすべきとの意見もあったそうですが、DXのメリットを訴えるだけでなく、「DXをやらないリスク」の方が「DXをやるリスク」より大きいことや、民間サービスに比べ行政サービスのデジタル化が遅れており、社会的な要請が非常に強いことを庁内に粘り強く訴えながら進めてきたとのことです。

■政府における自治体DX推進の動向

一方で、政府における自治体DXの推進は、デジタル田園都市国家構想実現会議でも総務省から「住民との接点(フロントヤード)の改革」として提言される中で、「オムニチャネル化※」が新たなキーワードとして登場するなど、DXをより上手く使って「住民満足度向上」「職員負担の軽減」を図り、多様な住民ニーズに対応していくことが求められています。
※リアルからオンラインまであらゆるチャネルを相互に融合し、両者のチャネルを境目なく運用すること

デジタル田園都市国家構想実現会議(第14回)総務省提出資料より

■子育て施策を中心とした総合窓口支援

トランスコスモスは、総務省が推進する自治体フロントヤード改革への対応や、こども家庭庁創設などを契機とした行政の子育て施策の拡充に対し、オムニチャネル化・業務改革BPRなどのDXサービスをワンストップで支援する「子育て支援総合パッケージ」をご紹介しました。
 この「子育て支援総合パッケージ」は、トランスコスモスがこれまで民間取引で培ってきたユーザー接点を最適化するオムニチャネル化ソリューションや、行政の業務改革を支援するBPRツール・窓口業務支援システムなどのサービスを包括したものです。

トランスコスモス ウェビナー資料より

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今後も、トランスコスモスはこれらのサービス提供を通じて、社会課題解決の担い手である行政職員の皆さまの「住民満足度向上」「職員負担軽減」に向けた業務改革を支援し、持続可能な社会の実現、地域Well-beingの向上を推進していきたいと思います。


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