トランスコスモス 「森林保全・管理協定」を締結! ~和歌山県「企業の森」事業に参画します~
(この記事は2023年12月に作成されました)
皆さん、こんにちは!
トランスコスモス 品質管理統括部の柴田です。
トランスコスモス は、カーボンニュートラルにつながる活動として、和歌山県「企業の森」事業に参画し、初めての森林保全活動に取り組んでいくことを発表しました。
■「企業の森」事業の概要
和歌山県「企業の森」事業とは、CSRや社会・環境貢献活動、また地域との交流活動の一環として、県内の森林環境保全にさまざまなかたちで取り組む事業の総称です。
2023年9月7日に、和歌山県庁で実施した調印式において、トランスコスモス 株式会社・和歌山県・有田川町の三者で「森林保全・管理協定」を締結しました。
森林保全活動の概要は、次の通りです。
(1)活動地
森林の名称「トランスコスモスの森」
和歌山県有田郡有田川町彦ケ瀬字打田342‐3 2.27ha(民有林)
(2)実施計画
令和6年春に間伐を行う
現場管理については金屋町森林組合に委託する
トランスコスモスは、有田川町の森林を保全するため、間伐(間引き)を行います。林木の密度を調節して残った木の生育を良くするため、森林内の林木の一部を伐採する作業で、CO2の吸収量を大幅に増加させる取り組みです。令和6年度、2.27haの間伐を行い、31トンのCO2吸収を見込んでいます。
創業者が和歌山出身でもあり、1974年に最初の支社を和歌山に設立したというご縁もあって、今回の事業参画にも繋がっています。
■イベントの実施
トランスコスモスの従業員やご家族の方に間伐について学ぶ機会を提供するため、有田川町の鳥屋城跡で自然観察教室イベントを開催しました。イベントの冒頭では有田川町 中山町長よりご挨拶を頂き、林務課の職員の方からはパネルを用いて間伐実施の目的などについて、わかりやすく説明が行われました。
その後、「森を育み、地域を育み、人を育む」をコンセプトに事業展開をされている、地元企業の「はぐくみ幸房」主催の
自然観察教室が開かれました。
参加者は、3グループに分かれて鳥屋城山中腹までトレッキングを行いながら、植物や昆虫の観察、クイズラリーなどの
レクリエーションを楽しみました。
昼食後は「木の食器づくり」のワークショップが開かれ、お子様でも怪我をしないようサンドペーパーを使って形を整えながら、一人ひとりオリジナルのスプーンや食器づくりを行いました。
今年は特に残暑が厳しかったですが、木陰は涼しく、楽しいひと時を過ごすことができました。
■今後の展開
「トランスコスモスの森」の活動は、今後も全国で取り組みを行っていく予定です。
環境への取り組みに加え、地域貢献という面でも活動し、今後も持続可能な社会や環境づくりに取り組んでいきます。
▶関連記事
https://note.com/tci_sdgs/n/n6c558e67bb77