シリーズ「SDGsの基礎を学ぼう」〜そもそもSDGsとは〜【前編】
こんにちは。トランスコスモス株式会社 DEC統括 兼 トランスコスモスSDGs委員会 編集員のナリタカです。
暑い日が続きますね。
こちらのオープン社内報を読んでいただいている方の中にも、SDGsってそもそも何なの??という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本日は、そういった方々のために、また、既にSDGsを理解されている方へも、更に理解を深めていただくために、「SDGsの基礎を学ぼう」としてシリーズ化していきます!私なりにSDGsとは何か、どうその考えを生かしていくべきかなどを掘り下げて考えてみましたので、皆様の知識の補填にお役立ていただければ幸いです!
「SDGsの基礎を学ぼう」の記念すべき第1回は、そもそもSDGsとは何か?について考えてみます。前編・中編・後編に分かれていますので、ぜひ最後までご覧ください!
まず、SDGsとは何か。一言で言うと、国連で決まった目標です。
<JAPAN SDGs Action Platform>
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/index.html
国連の加盟国向けに、17のゴールの達成が求められています。
環境問題や地球温暖化は誰しもご存知かと思いますが、それ以外にも未解決かつ緊急に解決が必要な問題が私たちには残されています。
17のゴールはこういった「地球規模で見た社会問題」を解決するためのものです。
17のゴールにはそれぞれ「ターゲット」が付随していて、ターゲットの合計は169項目あります。
その17のゴールと169のターゲットを合わせたものがSDGsです。
ちなみに達成出来なかった場合、何か罰則はあるの?と疑問に思ったことがある方もいらっしゃるかも知れませんが、直接的な罰則はありません。ただし、これは後ほど詳しくお伝えしますが、SDGs達成への取り組みに対して、もう私たちは背を向けることができなくなっています。
SDGsが生まれた背景としては、世界の経済レベルの高まりがあります。日本にも、「衣食足りて礼節を知る」という言葉がありますが生活が豊かになってきたことで、他人、他国、地球、将来世代のことを思いやる余裕が出てきた、ということですね。
また、インターネットが世界を繋げたことによって、先述した「地球規模で見た社会問題」がより多くの人の目に止まり耳に入るようになったこと、問題意識を共有しやすくなったことも、SDGsが生まれた背景として挙げられると思います。
人類が共同して課題を解決する準備が整った、ということです。
こうした背景も踏まえ、国連の加盟国として、日本もSDGs達成へ向けた取り組みを行っていかなければならないことはお分かりいただけると思います。
が、こう思ったことはありませんか?
「なんで企業がSDGsに取り組まなければいけないの?」
私も実はそう思ったことのある一人です。
国から企業に対して、よほど強い要請でもあるのでしょうか?
そうではありません。
なぜ企業がSDGsに取り組む必要があるのか。その疑問を紐解いていくと、そこには、もう私たちがSDGsから背を向けることができないことを示す、世の中の大きな変化がありました。
次回の記事ではその大きな変化についてお話ししたいと思います。
中編はコチラ