第50回SDGsオープンラボ:デジタル田園都市国家構想とは?
みなさまこんにちは、トランスコスモスSDGs委員会 オープン社内報 副編集長ワダユウです。
今回は、2022年1月13日(木)にオンライン形式で開催された、SDGsオープンラボの2021年度第50回目について報告します。
今回は20名の社員が参加しました。
今回は、デジタル田園都市国家構想とは?のテーマでお送りします。
まず、前提情報として知っておきたい日本の2つの社会課題。
・2025年問題
・2040年問題
2025年問題とは、
✔団塊の世代が後期⾼齢者(75歳以上)→社会保障費が限界へ(医療・介護・年⾦・働き⽅改⾰)
✔DXの崖「経産省DXレポート2018」レガシーステムとエンジニア不⾜で12兆円損失
2040年問題とは、
✔国⺠の45%が⾼齢者(65歳以上)→労働⼒不⾜(担い⼿不⾜)
✔消滅可能性⾃治体869・2040⾃治体問題
これらの問題を解決するためには、公民連携・官民共創の考え方が大切になります。制度設計から政策実行まで官民共創で社会課題を解決していくことになります。
そこで、デジタル田園都市国家構想という考え方が政府から令和3年度末に示されました。
<デジタル田園都市国家構想>
出典:デジタル田園都市国家構想実現会議(第1回)議事次第 資料4
こちらの絵の上部、すなわちサービスに直結する部分は主に民間企業が担っていくべき部分になります。
交通・ヘルスケア・ライフスタイル・教育など生活に関わる様々な分野において、DXでサービス向上を図っていくことになります。
デジタル田園都市国家構想は、令和3年度補正予算と令和4年予算で5.7兆円の予算(自治体向け)がついており、内閣官房のデジタル田園都市国家構想実現会議資料に関連施策が1施策ごとにこのように詳しく記載されています。
国のデジタル田園都市国家構想実現会議にて、まさに議論が行われているところであり、公共サービスを行う企業は要注目となります!