シリーズ「SDGsの基礎を学ぼう」〜そもそもSDGsとは〜【後編】
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こんにちは。トランスコスモス株式会社 DEC統括 兼 トランスコスモスSDGs委員会 編集員のナリタカです。
本日は「SDGsの基礎を学ぼう」〜そもそもSDGsとは〜の後編、いよいよ「企業がSDGsに取り組む理由」についてお話ししていきます。
前回の記事で、企業にとってのステークホルダーの変化が企業に変化を促しているとお話しました。
具体的には、主に投資家・消費者・従業員の変化により社会にとっていいことをしていない企業には「お金や人が集まらず、製品やサービスが売れない」という方向に世界が変わってきています。
つまり、 社会にとっていいことをしていない企業は生き残るのが難しくなってきているということになります。
SDGsは、その「社会にとっていいこと」の具体的な目標であって、評価項目でもあります。
企業がSDGsに取り組む理由を一言でまとめると「社会にとっていいこと(具体例:SDGs)をしていかないと生き残れないから」となります。
伝わりやすさを優先してネガティブな表現を使いましたがこれをポジティブ変換してみると、社会にとっていいことをしている企業は「お金が集まり」「人が集まり」「製品やサービスが売れる」ということになります。
ピンチはチャンスとはよく言いますが、まさにSDGsは発想によっては大きなビジネスチャンスにもなり得ます。
その具体例は今までこの社内報で紹介されてきましたので参照いただければと思います。
そしてもう一つ忘れてはいけないことがあります。
SDGsという具体的な目標ができそれが共有されたことによって世界はこれから変わっていくと思います。忘れてはいけないこととは、世界を変えていくであろうSDGsもより大きな世界の変化の一部であるということです。
それは、社会にとっていいことをしていこう、という変化です。ここでいう社会とは、環境や人権、生物の多様性ももちろん含めます。
例えば家畜動物の権利などが挙げられますが、SDGsの項目に入っていないけれども解決しなければならない問題もあります。
SDGsにいくら取り組んでも、広い意味で社会への配慮をしない企業は批判されるでしょうし、逆に言うとSDGsがキャッチできていない社会的な課題はSDGs以上のビジネスチャンスになる可能性があります。
まずは、「困っている人の声に耳を傾ける」ということを意識して日々の行動を少し変えてみるといいかも知れません。
「SDGsの基礎を学ぼう」シリーズ、今後も不定期でアップしていきますので引き続きよろしくお願いします!!