SNSカウンセリングとは?
こんにちは、トランスコスモス公共政策本部の桑原です。
本日は、トランスコスモスが推進しているSNSカウンセリング事業について紹介をしたいと思います。
事業が始まったきっかけ
2017年9月に長野県の学生向けの相談窓口の実証実験に参加したことがきっかけです。
当社は相談用チャットシステムの提供とデータ分析を担当しました。
本格的な事業のスタートから現在まで状況
2018年度より本格的な事業を開始しました。自治体から発注されるいわゆる
公共事業が多いため、入札の結果により受注できなかった案件もありますが
社会的なニーズが多いため、受注金額や案件数は少しづつ増加しています。
現在の事業形態
SNSカウンセリング相談事業の中で、当社の役割としては
・事業全体の構築(チャットシステムの初期設定含む)
・運用開始後の運用保守サポート
・クライアント向け報告書の作成
の3つが主になります。また、相談対応要員はカウンセリング資格を保有
している必要があるため、当社も加入している全国カウンセリング協議会の
各カウンセラー団体と協業することで要員アサインしています。
加えて、当社がシステム構築・運用保守サポートのみを担当する形態もあります。
本事業の特徴と今後の展開
上記のように事業は拡大しているものの、全国の自治体は1,718個ほどあ
かつ、1つの自治体の中で複数個の窓口を発注される可能があるため
未取引のターゲットは多くあります。
また、スタートから3年9か月の間に窓口の種類も多様化しており現在は
下記のような窓口を当社が担当しています。
*いじめ防止対策相談窓口
*自殺防止対策相談窓口
*虐待防止対策相談窓口
*DV防止対策相談窓口
*ネットトラブル防止対策相談窓口
*39歳以下の青年向け相談窓口
*労働相談窓口
*LGBT相談窓口
*妊娠相談窓口
*消費生活相談窓口
勿論、当社のノウハウだけでは対応できない場合があるので、様々な
協力団体、企業様と協業で事業に取り組んでいますが、特徴的なことは
SNSカウンセリング相談(もしくはSNS相談)の事業は、現在社会が
解決すべき諸問題を、SNSを駆使し創痍工夫を重ね、少しでも改善する
ためにチャレンジをし続けている事業だということです。
今後も様々な窓口を担当させていただくことで、より多くの社会問題
の改善ができるよう取り組んでいきます。
最後に相談現場での取り組み内容を責任者の芝本さん(DEC・DCC西日本 梅田センター所属)にインタビューをしましたので、ご覧ください。
(インタービューアーはDEC西日本 PMユニットの松田さんです。)